第3-a回:Lubitel 166U 対 Minolta AutoCode 撮り比べ


クラシックカメラやトイカメラが好きでときどきネットオークションなどで買ってしまう.値段も安いし修理や改造をほどこすことにより驚くほど良く撮れたりすると,なんとも得をした気分になる.常々ブローニーサイズの写真を撮ってみたかったのですが,ちゃんとしたカメラは結構なお値段がしてしまいます.一方すごくリーズナブルなものもあるにはあるのですが・・・最近ついに絶対手を出してはイケナイような気がして買い控えていたLubitelという二眼レフカメラを買ってしまいました.今回はこのLubitel166Uと友人のMinolta AutoCodeを借りて撮り比べをしてみました.


LOMO Lubitel 166U とは
Lubitel166UはロシアのLOMO製の実にチープな二眼レフである.昔は非常に安かったものですが,最近では品が切れてきて値があがってきているようです(デッドストックで15,000円程度).それでも6x6サイズが撮れるカメラとしてはかなり安い方なので怪しく魅力的です.プラスチックボデーで作りはまったくいいかげんでおよそまともに写るとは思えないし,レンズも新品とかいってるわりにはホコリまみれだったりしますが,そんなことは気にしてはいけません.この手のカメラを扱うときは写るだけ幸せと思った方がいいです.このへんのことはいろいろ研究されている方も多くいらっしゃるので,詳しいことはそちらに譲りましょう.

Minolta AutoCode とは
Minolta製の二眼レフカメラです.生産は60年代後半頃のクラシックカメラです.スペック的にはLubitelよりちょっといい程度ですが,作りはまったくしっかりしていて大変良くできています.レンズもRokkorが使われており信頼感があり写りも定評があります.ファインダーもとっても見やすいです.ただし価格的にはちょっとばかし高くつきます.今回は友人のT氏にこれをお借りしました.

撮り比べる
この手のカメラは絞ってパンフォーカスで撮るのが向いているようなので,だいたいそれを念頭においてさまざまな対象・条件下で,カメラの設定をほぼ同じにして撮影を行いました.なお両方フードをつけています.以下の写真のうち左側(ファイル名の最後にAがついている方)がAutoCode,右側(ファイル名の最後にLがついている方)がLubitelです.
個人の趣味もあると思いますのでどっちがスバラシイとかそうゆう表現は避けますが,やはりAutoCodeの方が細部までくっきりはっきり写ります.ただ,絞り込んで風景などを撮影する分にはLubitelでも充分な写りを得られることがわかります.特にロシアカメラは逆光に弱かったりすることが多いのですがフードをつけたせいか,その影響もほとんど無いようです.はじがケラレてますが,ノートリミングでスキャンしてるので実際紙に焼いたりするときには影響は減るでしょう.
安くてよく写るといっても,私はLubitelを積極的にお勧めしたりはしませんが,それでもそれなりまともに写ることの証明ぐらいはできたでしょうか?
※Lubitelによる他のもっとまともな作例は当サイトPhotographコーナーに掲載しています.

img001A img001L img004A img004L
img001A.jpg   img001L.jpg   img004A.jpg   img004L.jpg  
img005A img005L img006A img006L
img005A.jpg   img005L.jpg   img006A.jpg   img006L.jpg  
img007A img007L img008A img008L
img007A.jpg   img007L.jpg   img008A.jpg   img008L.jpg  
img009A img009L    
img009A.jpg   img009L.jpg  

 

記:2003年2月23日
編集:2003年4月6日